保育園は、親(保護者)からの申し込みにより、親が働いている、病気の状態にある等の理由により家庭において十分に子どもを保育できない場合に、家庭に替わって子ども(0~5歳の乳児および幼児)を保育(養護と教育が一体となった保育)するため、児童福祉法に位置付けられた「児童福祉施設」です。
子どもの健全な育ちを支え、適切な保育園運営がなされるよう、国の法律や通知によって保育園の設置や運営に必要な基準(職員、食事・栄養、施設整備、保健衛生等)が定められています。これらの条件を満たし都道府県知事の認可を受けた施設が「認可保育園(保育所)」です。
また、子どもの保育のみならず、親や家庭に対し必要に応じて助言や支援を行なったり、保育園を利用していない子育て家庭に対しても子育て相談を受けるなど地域の子育て支援を行なっています。 平成21年4月1日現在では、全国に22,925か所の保育園があり、その内民間立(社会福祉法人立など)は11,917か所、公立(市区町村立)は11,008か所あります。そして、約213万人の子どもが利用しています。
全国保育協議会<https://www.zenhokyo.gr.jp/>より引用(現在HPと本文章は更新されています)