第42回全国私立保育連盟青年会議広島大会

令和5年11月1日、2日の2日間で、第42回公益社団法人全国私立保育連盟青年会議広島大会を開催いたしました。広島国際会議場およびJMS アステールプラザには、全国から500名を超える保育者たちが集いました。

今大会のテーマは「こどもたちと平和な未来を 〜そりゃあ 平和が一番じゃろお」

2日間を通して多くのプログラムが行われました。

1日目は、フリーアナウンサー、バーゲル・ルミさんによるい平和についての絵本の朗読、被爆ピアノの演奏会、平和公園での碑めぐりフィールドワーク、様々な分科会をおこないました。

2日目には、小倉桂子さんによる被爆体験講話、為末大さんによる記念講演に参加者の皆さまは耳を傾けておられました。

この大会を通して、あらためて核兵器廃絶と恒久平和の重要性を胸に刻む機会をいただきました。多くのボランティアスタッフにも支えられ、広島市内外の保育者同士の連帯を確かめ合うまたとない機会となりました。大会に関わってくださった多くの先生方、本当にありがとうございました。

広島大会の記事も載っている私保協だよりはコチラ
▷ 私保協だより69号

ハローワーク可部就職応援セミナー開催

9月8日(金)にハローワーク可部にて保育士就職応援セミナーが行われました。 開催にあたり、司会の渡部理事(清水谷保育園)より、現在の保育園を取り巻く現状をお話頂きました。

ナビゲーターとしてご参加頂いた、復職経験のある現役保育士2名(SunSun保育園、みいりナーモ保育園)から、ご自身の体験をお話し頂きました。渡部理事、坂本理事(ともえ保育園)との対談の中で、転職・復職にあたり、ご自身の思いや悩み、希望などのお話を通じて、参加者の方に寄り添い、勇気づけとなるお話をして頂きました。

セミナーへの参加者は6名で、セミナー終了後は、当協会相談員による個別相談や人材バンクによる求職相談を行い、併せて3名のご参加がありました。

参加者の皆さんも熱心に聞いておられました。

お子様と一緒に参加された方もおられ、参加者の皆さんも熱心に聞いておられました。

ありがとうございました。

身体づくりは自分づくり②

 その後研修で、ボディイメージ(身体図式)や運動企画力を育むことの大切さについて学ぶ機会がありました。

 ボディイメージや運動企画力には、前庭覚(平衡感覚)や、固有覚(力の入れ加減)、触覚といった感覚の統合が関係するそうです。お子さん自身が能動的に、その感覚を働かせていく事がとても大事なのだそうです。

 具体的には、普段あまりしない不慣れな動きを、あえて行うことで、自分の身体の位置や動きを意識しながら活動(運動)するのがよいそうです.。遊びの例としては、紙テープを、くもの巣のように不規則に張り巡らした空間を通り抜ける、狭いトンネルをくぐり通る、ジャングルジム等々があるそうです。

 一番のポイントは、これらの活動が受け身でないことと、させられ体験にならないことです。お子さんが、「楽しそう、またやってみよう」と思う遊びを沢山することです。「肘や腕をこのぐらい曲げると、遊具に触れるぞ」「頭やお腹をもっと丸めてみようか」「ちょっと手足を伸ばしてみようか」「指先に届いたぞ。もうすぐ手で握れる」などと、お子さん自身が感じ(考え)ながら、試行錯誤して行っていくのがよいそうです。

 熟年者の私でも、スマホやパソコン画面の前で、長時間同じ姿勢で過ごす生活が増え、特定の身体部位や、視覚など偏った感覚ばかりを使うことが、当たり前の生活になりました。日々の生活の中で、自然に遊びを満喫できた時代ではなくなり、外遊びは、ままならなくなっています。せめて、保育施設で過ごすことの出来るお子さんには、「いま、この場だから出来る」さまざまな活動を経験してほしいと願っています。

Aちゃんとの出会い

 Aちゃんは、様々な形のブロックで乗り物を作るのが得意な5歳の園児さんです。よくブロックで作った乗り物の説明をしてくれます。 園庭遊びの時間になりました。園庭の一番端、金網の扉で区切られた奥には、遊具をしまうエリアがあります。外遊びで、多くの遊具が出して使われており、金網の扉で区切られた収納エリアには、空いたスペースが出来ました。Aちゃんは、何を思ったのか金網扉の向こう側、収納エリア内に一人で入って遊んでいます。かたづけタイムになりました。遊具が収納エリア内に次々と戻ってきます。園庭側から一人のお友達が、金網扉の向こう側にいるAちゃんに「もう出てこないと」と声をかけました。ところがAちゃんからは「出れない」という言葉が返ってきました。戻ってきた遊具に囲まれて、出るに出られないというのです。しかし、私からみると、身体を斜めに傾けて進み、その後、横に向いてカニ歩きすればよい、あるいは、よつばい姿勢で別方向から進んでも、なんとかなりそうです。お友達もAちゃんへ「ここから出たらいいのに」と伝えます。しかしAちゃんは、まっすぐ立ったまま「出れない」の一点張りでした。そして園庭側から先生に金網扉を開けてもらうと、まっすぐ歩いて出ました。

 その場に居合わせた私は、①Aちゃんは、自分の身体への気づきが乏しい、つまり、自分の身体がどのような姿勢や動きが出来ることをよく知らないのかもしれない。②自分の身体と周りの環境との物理的、空間的な関係や状況を認識するのが難しいのかもしれない。と感じました。(つづく)

身体づくりは自分づくり①

 先日、こどもたちに遊びながら身体づくりをしてほしいというイベントが広島グリーンアリーナで開催され、大勢の親子が参加されたというニュースをみました。4年ぶりの開催だったそうです。巨大段ボール迷路や、マットで作った滑り台、トランポリンなどを心底楽しむお子さんの姿を拝見しました。

 健やかに育っていく過程で、幼い年齢であればあるほど、遊びを通じた身体的な活動は欠かせませんし、お子さんにとってポジティブな体験であることが大事です。これらの体験が積み重なってはじめて、自分や自分を取りまく世界が好きになっていくのでしょう。 

 半世紀前の私の子ども時代と比べ、身体を動かし自由に遊ぶ時間が、とても少なくなっていることを痛感します。身体運動への大した知識はなくても、「さまざまな身体感覚を用いた活動を、子ども時代に存分に味わってほしい」という気持ちは、年々強くなるばかりです。Aちゃんに出会ったことも、きっかけの1つです。(つづく)

ハローワーク可部にて、保育士就職応援セミナーが開催されます

こんにちは。
来る9月8日(金)13:30~14:30
ハローワーク可部にて、
【保育士就職応援セミナー】が開催されます。

【内容】
〇現在の保育園を取り巻く状況について
〇現役保育士による復職体験談
〇個別相談(公認心理師・広島市私立保育協会)

 保育士として働きたい皆さま。
転職や復職の経験を経て、今活躍されている現役の
保育士さんのお話を聞いてみませんか?
今の保育や、保育施設の受け入れ態勢の実際について、
直にお話が聞ける機会となっています。

「ブランクがあるけど大丈夫かな?」
「保育士資格があるけど未経験だし…」
など迷っておられる皆さまも、ぜひご参加ください!

 個別相談の時間には、当協会が相談ブースを
設けております。
公認心理師による個別相談のブースと、
就職に向けての具体的な施設を探す相談ブースが
ありますので、復職・求職のお悩みなど
どんなことでもご相談ください。

お問い合わせ・お申し込みは、
添付のチラシをご参照の上、ハローワーク可部
職業相談部門 TEL082-815-8609
までお電話ください。(要予約)

ご参加に当たり、ハローワークの求職登録をお願いしております。
参加当日の登録も可能です。詳しくは、上記 ハローワーク可部まで
お問い合わせください。

皆さまのご参加お待ちしております。

保育のおしごと体験 お申込み受付中です(受付:10月24日まで)

 広島市内の保育施設で就職したいと思っている皆さん!

市内にある私立保育施設や認定こども園、小規模保育事業所で、

保育の現場の一日体験ができます!!

 実習とは別に、いろんな園の保育を体験して、職場の雰囲気を感じて、

あなたの希望に沿った就職先を見つけましょう!

 体験期間は、10月31日(火)まで、お申込期間は、10月24日(火)までと

なっております。

 お申込みと詳細は、下記「特設ページはこちら」ボタンからご覧ください♪

皆様のご参加お待ちしております。

令和5年度 第1回予算対策委員会開催

8月3日(木) 令和5年度 第1回予算対策委員会を広島国際会議場にて開催いたしました。

御多忙にもかかわらず多くの方にご参加いただき、運営についてや保育についての悩み・問題など、活発な意見交換が行われました。

掲載している私保協ニュースはコチラ
▷ 私保協ニュースNo.35

相談員が2名になりました。

広島市保育士・保育所サポートセンターの相談員をしています、吉岡です。

すでにメールなどで、加盟施設へはご連絡を差し上げておりますが、

今年度から、新たに保育経験者の相談員が加わりました。

矢野相談員です。

現場で保育に長年携わり、仲間である、多くの保育士と力を合わせながら従事してきました。

沢山のお子さまの成長を見守り、また、園運営に携わってきた経験があります。

そして、矢野相談員は、

とても気さくで、話しやすい、そして現場の大変さをよーく知っておられる、やさしい方だと

感じています。

今年度から、この2名で対応させていただいております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。